東芝のメモリ事業売却に一筋の未来が見えました。 それは地獄・・・
粉飾決算、経営悪化で虫の息だった東芝ですが、事業の切り売りと借金でなんとか持ち直しています。
そして最後の課題であったメモリ事業の売却にも答えがでました。
このブログは日常で気になったことを「サクッとライト」にお届けします。
ちょっとしたお得情報から、今まで知らなかったことに出会えるかも知れません。
不定期ですが、よろしかったらご覧ください。
ようやく中国当局の承認が下りて、売却が可能になりました!!
でも、これは喜べることなのか?
売却することで2兆円近い資金が入ります。
今の東芝には喉から手が出るほどに手に入れたい資金です。
そして銀行への借金も返せます。
財務改善にもなり、社会的な信用も得られます。
全てが上手くいっているように見えますが、実はこれからが地獄です。
今の東芝を個人に例えると、退職金は貰ったけど年金は打ち切りになった状態です。
本来であれば、退職金と年金でその後の余生を穏やかに過ごせるはずですが、年金に当たる定期収入を生み出すメモリ事業を売却してしまうため、これからの収入が不安定になります。
どれだけ不安定になるかと言うと、今までの東芝の売り上げ9割がメモリ事業です。
つまり、これからは9割の売り上げがなくなってしまう!!
これからどうやって会社を存続させていくのでしょうか?
2兆円の資金が底をついたら・・・
他の事業で稼げるとは思えません。
東芝のリミットはあと2兆円。
まさに地獄へ進む未来が見えます。
本当にこれからどうするつもりなんですかね?
行く末を見守りましょう。