事業の切り売り開始か？ 東芝のテレビ事業、欧州撤退！！
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東芝は17日、欧州テレビ事業を７月から台湾のＥＭＳ先大手であるコンパルに、東芝ブランドを供与すると発表しました。
東芝は海外でテレビの自社開発・販売から撤退し、ライセンス事業に切り替える方針です。
すでに北米でも、今年の春からコンパルにブランド供与していますが、今度は欧州です。
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東芝の海外テレビ事業の売上高の４割が欧州向けで、ポーランドのテレビ工場は2013年度にコンパルに売却し、製造からはすでに撤退しています。
東南アジアでもブランド供与へ向けて交渉中であり、残るは国内のみです。
これで不採算のテレビ事業の早期黒字化を目指すようですが、ブランド名だけ残して開発・製造・販売を他社に切り替えるということは、製品のネームプレートだけが東芝で、中身は？？？
もちろん、事業としては製造委託をすることも、開発から丸投げすることも珍しくはありませんが、ここまでしていまだにテレビにしがみ付くのは何なのでしょうか？
いまだに日の丸家電とでも思っているのでしょうか？
また、この時期に発表されると、まるで不正会計問題によって、事業の切り売りが加速したようにも聞こえます。
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これが新たな構造改革による事業の切り売りなのか、会社存続への復活の狼煙なのか、いまだに東芝の対応や、今後の会社としての在り方については多くの疑問点を残していますが、ソフトランディングは難しいでしょうね。
胴体着陸くらいでしょうか？
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