イエローカード2枚目?! 東芝不正会計処理疑惑の余波は他事業部へも・・・
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予想通りです・・・。
東芝がインフラ関連の工事で利益を多く計上した不適切な会計処理を調査している第三者委員会は、新たにテレビ、パソコン、半導体の3つの事業分野の会計処理も複雑なコストの見積もり方が見受けられるとして重点的に調べる方針を固め、結果しだいでは、業績への影響が拡大する恐れがあります。
調査は今年3月期までの5年間の決算を対象に行われ、在庫の量や評価額を始め、計上されたコストの金額や時期が妥当かどうか、調べることにしているそうです。
東芝のこれまでの社内調査で、新型の電力計「スマートメーター」や、ETCに関する通信システムの整備事業を中心に合わせて500億円余りの不適切な会計処理がすでに見つかっています。
このため東芝は、去年3月期までの3年間の営業利益を下方修正するという見通しを示していますが、今後の調査で新たな問題が見つかれば業績への影響が拡大する恐れがあります。
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そもそも4月3日に社内調査を実施すると自ら告知しておいて、1カ月後には(闇が深くて?)よく分からんから外部に任せると言った時点で何で全社的に調査対象を拡大しておかなかったのでしょうか?(もしくはやっていた?)
先手が後手に回っています。
4月3日の告知自体もあやしいもので、火のないところに煙は立たず。
事前に告発・警告のようなものがあったのではないでしょうか?
それが抑えきれなくなって、他人に言われるくらいなら、自ら公表してしまえと考えての発表だったような気がします。
一説では社内確執の噂も取り上げられていますが、元会長と現副会長の確執だけで、会社を潰しかねない状況に追い込むとは思えません。
ただし、その確執が生まれた原因が今回の一件であれば、不正会計の実態は数年前から分かっていたことになります。(あくまで推測ですが)
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それにしても、テレビ、パソコン、半導体の3事業部にまで飛び火した今回の件、これはもう、致命的ですね。
叩けば叩いただけの埃が出てくるでしょう。
もう、“ゴメ~ンね”では済まされません。
それとも、他事業部には問題がなかったとのクリーンイメージ底上げ作戦でしょうか?
ある程度はシナリオがあると思われますので、5月25日の発表には注目です。
レッドカードは上がるのでしょうか?
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